映画塾について
2009 年より現在(2021 年)まで、福島県各地で開催されてきた映画制作体験学校。当初は“高校生以上”を対象とした有料のワークショップとして始まりましたが、震災を機に“高校生”および“大学生”を対象としたワークショップへと変わりました。
プロの映画制作スタッフ指導のもと、三日間で映画を制作します。
「こども映画学校」同様、その年の「こどものみらい映画祭」で上映します。
制作のプロセスは「こども映画学校」と同じですが、対象年齢が上がるため、脚本制作や編集作業など、より生徒が多くのことを任されます。
プロの映画制作スタッフ指導のもと、三日間で映画を制作します。
「こども映画学校」同様、その年の「こどものみらい映画祭」で上映します。
制作のプロセスは「こども映画学校」と同じですが、対象年齢が上がるため、脚本制作や編集作業など、より生徒が多くのことを任されます。
スケジュール例(2020 年度)
1 日目 テーマ決め・演技指導・台本作り
- 8:00
- 集 合
- 映画塾会場
- 8:30
- 開会式
- 開会 挨拶
ふくしま映画塾塾⻑・こどもフイルム代表理事 前田 茂司
福島こどものみらい映画祭実行委員会委員⻑ 久我 和⺒
スタッフ紹介
- 9:00
- 制作開始
ストーリー
決めなど - 班に分かれて自己紹介
監督と打ち合わせ
企画・脚本制作 (適宜休憩)
- 制作開始
- 12:00
- 昼 食
- 弁当
- 13:00
- ロケハン
脚本制作
機材操作研修
撮影
技術指導 - 演出・演技/脚本/技術の 3 パートにわかれて実習形式
[演出・演技]
監督から演出術や演技についてアドバイスを交えながら学ぶ
[脚本]
午前中に決めた話を実際に脚本に起こす
[撮影・録音]
カメラ・マイクの使い方や撮影・録音テクニックなど、 実際の機材を使いながら学ぶ
(適宜休憩)
- ロケハン
- 18:00
- 夕食
- 弁当
- 19:00
- 撮影など
- 21:00
- 完全撤退
2日目 撮影・編集
- 8:00
- 制作再開
- 撮影の一連の流れを実際に体験しながら学ぶ (適宜休憩)
- 12:00
- 昼 食
- 弁当
- 13:00
- 撮影
- 基本的には 21 日中の撮影終了を目指す (適宜休憩)
- 18:00
- 夕食
- 弁当
- 19:00
- 編集作業など
- 編集
- 21:00
- 完全撤退
3 日目 編集・発表
- 8:00
- 制作再開
- 午後の発表会へ向けてラストスパート
- 12:00
- 昼 食
- 弁当
- 13:00
- 最終確認
- 15:00
- 移動映画館
- 市⻑ご挨拶 映画鑑賞
- 15:30
- 発表会
- 全員で舞台挨拶後、上映会
- 16:45
- 閉会式
- 挨拶
閉会
「映画塾」を通じたキャリア教育
「映画塾 2020」において、受講生・スタッフ等を対象に「キャリア教育アンケート」を行いました。(表1)このアンケートは日常を振り返り、自身の行動や人間関係、勉学や仕事に対する取り組みを自己評価し、それがプログラムに参加する以前と以降でどのように変化するかを評価することを目的としています。
アンケートの結果、「苦手なことへの姿勢」(表2)「計画性とその方法」(表 3)「学ぶことの意義と将来へのつながり」(表 4) といった項目において顕著な効果が見られ、事前調査よりも事後調査で自己評価が上向いた割合がそれぞれ 76%、76%、65%となり、本映画塾での活動が受講生の基礎的・汎用的能力を高めていくことに寄与・貢献するという検証ができました。
アンケートの結果、「苦手なことへの姿勢」(表2)「計画性とその方法」(表 3)「学ぶことの意義と将来へのつながり」(表 4) といった項目において顕著な効果が見られ、事前調査よりも事後調査で自己評価が上向いた割合がそれぞれ 76%、76%、65%となり、本映画塾での活動が受講生の基礎的・汎用的能力を高めていくことに寄与・貢献するという検証ができました。
- 表2
- 表3
- 表4
本プログラムを通じて、多くの受講生が新たな自分を見いだしつつあることを読み取ることができるでしょう。
具体的な経験、人と人との間で交わされる実践活動、そして、それを自分自身の将来と関連づけて考える姿勢、それらを改めて認識しています。
(ふくしま映画塾 2020 キャリア教育(基礎力・汎用的能力)アンケート結果 Ver.1 原文ママ)
具体的な経験、人と人との間で交わされる実践活動、そして、それを自分自身の将来と関連づけて考える姿勢、それらを改めて認識しています。
(ふくしま映画塾 2020 キャリア教育(基礎力・汎用的能力)アンケート結果 Ver.1 原文ママ)