事業計画

「NPO 法人こどもフイルム」では、これまで述べてきた「こども映画学校」をより多くの地域で開催したいと考えています。福島県内に留まらず全国的に拡大していくことも大切です。「こども映画学校」が全国各地で開催することが出来れば、地方色に富んだ全国版「こどものみらい映画祭」の開催も夢ではありません。

こどもたちにとっても、国内各地の文化や歴史だけではなく、新たな人々との出会いにより広い視野を養い、交流や体験を通してこどもたちの想いを創造し、また、こどもの頃から映像文化、映像表現の本質を理解して楽しむ習慣を身につけることは、地域における文化振興の観点からみても非常に素晴らしいことです。そのためにも、「こども映画学校」を幅広く開催し、多くのこどもたちがこれを体験することで、地域を支える新たな人材育成にもつながり、地域社会の発展、地域コミュニティ形成や再生の一助になると考えます。さらにそれによる、地域の魅力を発信することや映画を楽しむための映画祭開催、映画などのロケーション誘致も行い、地域の個性を打ち出し、映像文化の発展と地域再生に貢献する事が可能です。

震災は決して過去のものではなく、現在もこれから先も継続中です。この活動を一過性ではなく恒久的な価値ある映像文化政策として見出すことが大切であると考えます。